



出品物 |
ご覧いただきありがとうございます。今回出品する品物は、写真の刀です。 銃砲刀剣類登録証番号 山形県 第49168号 種別 刀 長さ 77.4センチ 反り 2.2センチ 目くぎ穴 1個 元幅約3.4センチ 元重約0.8センチ 先幅約2.7センチ 刀身だけの重量約857グラム 在銘 長谷堂住恒平作 平成十九年八月日 現代刀の山形県最高刀匠で無鑑査刀匠である現在人気で手に入りずらい刀匠「上林恒平」の御刀 です。 相州伝を得意とし、相州伝の現代刀匠では、実力と人気ともに最高刀匠となっています。 刀身は、最上研ぎ済みの美品で錆や刃こぼれやハギレはありません。とても綺麗な刀身で白鞘も 柾目を使う極上品です。 初茎の在銘品で二尺五寸五分以上ある長寸刀で、大切っ先の鎌倉後期から南北朝時代の体配です。 肌も板目肌が見事に出ていて、大乱れ刃紋で金筋や地景が入る凄まじい刃紋です。 棟も三つ棟の相州伝古刀の特徴で、見るからに「貞宗」の写しの太刀姿です。 両面に二本樋入り刀身彫がある姿で、刃中の出来はまさに圧巻です。極上の出来ですので、上林 恒平の傑作の会心作です。 今後、出てこない一作だと思います。今でも手に入りにくいですが、人間国宝になったら、まず 出てこないと思います。 この機会によろしくお願いします。 上林 恒平、本名/勇二、山形県山形市大字長谷堂6424-3、昭和24年、1月12日生まれ。 昭和42年、宮入行平師に入門します。 昭和48年、2月15日、作刀承認を受けます。昭和48年、第9回新作名刀展に初出品し、努力賞を受賞。 昭和51年に独立以後、努力賞4回、奨励賞2回、文化庁長官賞4回、高松宮賞2回、薫山賞など多くの 受賞を果たし昭和60年、36歳という若さで無鑑査刀匠となられた現代刀剣界を代表する作家で、 刻銘は「恒平作」「長谷堂住恒平作」無鑑査順位は、吉原義人、吉原荘二、月山 清 、上林勇二。 で上位4番目。相州伝を得意とする刀匠では、最も人間国宝へと期待が掛かる刀匠です。 平成20年には、山形県指定無形文化財に認定される。作風は、相州伝をもっとも得意とし、志津三 郎兼氏に私淑し、よく鍛えられた地鉄に、おだやかな大湾れを焼き、刃沸がよくついた覇気に溢れ たものとなる。 昭和61年には山形市大字長谷堂に鍛刀場を開設しました。山形県唯一のすぐれた刀匠として多くの 芸術性の高い名刀を製作するとともに、柳村仙寿師に習った刀身彫刻にも秀でた力を発揮し、名刀 に一段の美を添えています。 現代刀の最上位刀匠といっても過言ではない名工の作品ですのでよろしくお願いします。 後は写真と画像を見て判断下さい質問はわかる範囲でお答えしますので、入札前にお願いします。 発送はゆうパックの着払いです。 ※注意事項※落札しましたら、登録のある教育委員会に名義変更届を出してください。 よろしくお願いします。 |
(2025年 6月 9日 19時 48分 追加)
上林恒平の脇差しも、出品しています。