実物の蒸気機関車速度計です。
祖父のコレクション品でした。
整理のため出品します。
ガラスケースが付属します。
ケースの大きさは横約28センチ×奥行き約21.5センチ×高さ約29センチです。
重さは本体とケースを含み約10キロです。
本体裏面に「D51 200 梅区」の記載、
速度盤に長野工場・梅小路・岡本時計店の検査・修理ステッカーがあります。
上面に「梅」の刻印もあります。
本体は非常に綺麗な状態で保たれており、煤煙や汚れ、古いグリス等は除去されているようです。
この速度計は内部に時計と同じ機構が組まれており、1秒ごとの平均軸回転数を速度として表示する仕組みとなっているようです。
空転による速度差を無くすために、このような仕組みを取っていたものと思われます。
本体下の筒を回すと、1秒六拍子刻みのリズム音が発生し、筒の回転速度に合わせて黒針が動きます。
黒針とともに赤針も動き、赤針は最高速度で停止します。
筒の回転を止めると黒針はすぐに0キロに戻り、本体下側のボタンを押すと赤針も0キロにリセットされます。
平成10年に時計店で修理をしたシールが残っています。
現在も黒針・赤針ともにしっかりと動作しますが、実機の実速度と合致しているかは不明です。
D51200は現在も動態保存されている機です。
調べたところ途中で当品のような機械式速度計から、テンダー車輪軸回転数を電気的に読み取るメーターに改造されているようです。
当品は現役時代に付いていた速度計であると思われますが、何故それを祖父が所持していたかは一切不明です。
検査シールや刻印等から同機の経歴と合致しますが、他機のものを同機仕様にしたものか、レプリカの可能性も考えられます。
今となっては実物かどうかの確証は持てませんので、よくご理解の上入札をお願い致します。
愛好家、保存会の方にご利用頂ければ幸いです。
鉄道廃品、長期保管品のため、完全を求める方、神経質な方は入札をお控え下さい。
また当方は細かな専門知識は持ち合わせておりません。込み入った質問にはお答え出来ない場合があります事をご了承下さい。
落札されてから3日以内に最初のご連絡が頂けない場合は、落札者様都合で削除を致します。