【商品の説明】
50 年代から 60 年代に遡るフランスの工業工房ブランド、ナシェ デザインの希少な小型実験室用スタンドランプです。
Nachet は顕微鏡メーカーであるため、ランプはもともと研究室、顕微鏡用照明を意図して生産されました。
その後研究者のみならず、宝飾・時計職人が細かいものを見るために使っていたランプです。
真鍮製でランプはスタンドの2つのノブで締め付け、高さと回転を調節できます。
電球の前にある拡大レンズが照明を集中させ、後部のソケットのある部分が差し込み式になっていて、その差し込み具合をスライドさせることによりスポットの範囲が変わります。
ソケット口金サイズは比較的手に入りやすいE17ですので、ご都合に合わせた明るさでお使いください。
電球は撮影に使用したレフタイプLEDをお付けいたします。
違う電球をお使いになる場合は、直径50ミリ以下、高さ(全長)が70ミリ以下、レンズが電球の上に位置する関係で上面に光が送られる(フィラメントが縦にあるタイプは横に拡散して上面は光量が少ない)タイプをお選びください。
電球の交換は、ソケットのある後部のカバーを引っ張ると抜けますので簡単に交換できます。
スイッチはランプ寄りのコードに中間スイッチがございます。
分解洗浄を施し、ソケット・コード・スイッチ・コンセントプラグは日本仕様の新しいものです。
Nachet, Paris - History
ナシェ、パリ - 歴史 有名な光学材料と顕微鏡製造会社ナシェは、19世紀前半にカミーユ・S・ナシェ(1799-1881)によってパリに設立されました。
ナシェは1834年、シャルル・シュヴァリエ博士が製造した高級顕微鏡のレンズ製造からスタートした光学技術者でした。 1849年、彼はメゾン・ナシェ&フィルス(Maison Nachet & Fils)という名で自分の会社を設立し、当初は様々な顕微鏡メーカーにアクロマートレンズを販売していましたが、やがて当時の古典的な複眼モデルをベースにした独自の装置を製造し始めました。
1850年代後半には、ナシェはすでにシュヴァリエやオーバーハウザーとともにパリを代表する顕微鏡メーカーのひとつとみなされていました。
1880年頃、カミーユ・ナシェは病弱であったため、息子のジャン・アルフレッドに事業を託し、その後会社はA.ナシェと改名されました。
1898年までには、ハートナック・エ・プラズモフスキーなど、パリの有名な会社を買収し、パリの主要な顕微鏡メーカーとなり、同社は1950年代まで活躍しました。
メーカー: NACHET PARIS
生産国:FRANCE
生産時期:1950年~
サイズ : ランプ 約5.6cm(胴体の筒部分の直径)× 14(レンズ、ソケット部分を含めた奥行)× 18(横向きクランプ含む)
支柱 約38cm(高さ)× 10(マウント直径)
電球口径:E17口金(撮影で使用したLED をお付けします)
コード:約1.5m 中間スイッチ
【商品の状態】
・アンティーク商材ですので写真をよくご確認の上、ご検討下さい。
・写真と実物はお色味など、多少異なることがあります。また経年によるキズ、汚れ、錆等ございます。
不明点はご質問ください。
【注意事項】
・落札後のキャンセル及び別商品への交換、入札の取り消しは出来ません。
・万が一、当製品を使用した事で損害などが発生いたしましても責任は負いかねますのでご了承下さい。
・アンティーク・ヴィンテージにご理解のある方で、ノークレーム、ノーリターンをお約束頂ける方のみご入札下さい。
【送料】
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