採蜜国：　日本

《純生ローヤルゼリー、食用花粉、蜂の子エキスなど含む》現在、一般に販売されている蜂蜜は、セイヨウミツバチという明治 時代に初めて日本に輸入された外来種のミツバチから生産された蜂蜜です。これに対し、古来より日本に生息するニホンミツバチによる蜂 蜜の生産(採集)は、山間部など限られた地域で行われてきました。

古式の生産方法によるこの蜂蜜は、 粘度が高く濁っていることから、私どもは“にごり蜜”と呼んでいます。巣ごと自然木の洞などからかき2年月とも取り出し、湯煎をして粗目のアミを通しただけで容器に納めます。このにごり蜜は、現在一般的な遠心分離方式で生産されるセイヨウ・ミツバチの蜂蜜とは大きく異なり、複雑でクセ・コクのある蜂蜜です。栄養的には各種アミノ酸・タンパク質・ビタミン・酵素・ミネラルなどが豊富に含まれており、古来より一部の人々から民間薬 滋養食として大切にされてきた歴史があります。



"日本みつばちが集めた貴重な蜂蜜です。日本ミツバチは、主に山野の大木の洞などに棲む野生種で、明治以前は、日本全国でこの蜂を庭先などに移植して、大昔から原始的な養蜂が営まれていました。
しかし、明治以降、大量に蜂蜜が生産できる西洋ミツバチ（改良種）が合理的な飼育法とあいまって欧米より輸入され、全国的に普及したこともあり、もともと神経質で巣を放棄しやすい日本ミツバチは、次第に養蜂家から見放されていったのです。
ところが最近、日本ミツバチには西洋ミツバチにはない能力や特長があることがわかってきました。生態系やバイオテクノロジーの面からも保護が重要となってきています。
日本ミツバチに着目した、藤原養蜂場の藤原誠太が、日本ミツバチの蜂蜜の製品化に成功し、藤原養蜂場独自の方法で処理、販売しております。日本ミツバチの蜂蜜生産法は巣がもろいため、巣ごと掻き出して中にある蜂蜜・ローヤルゼリー・花粉・蜂の子・蜜蝋もろとも生で、もしくは火入れをし、粗目のアミを通しただけのものがにごり蜜です。「お中元」「お歳暮」「プレゼント」に。