現実にはあり得ない構造物のオブジェ、仮想の建築物です。
ジオラマの制作手法を用いたアート作品として制作。(縮尺 S=1/150程度) 約1世紀前の「モダニズム建築の黎明期」へのオマージュです。
螺旋状の回廊を持つ架空の構造体で、回廊部分の傾斜は1/8程度です。 2016年に完成したオブジェ「栄螺楼」の「バージョン3」として、同じコンセプトで制作しました。
これまでのオブジェ作品と同様に建物の周囲は水に囲まれています。 地球環境温暖化による海面上昇が現実のものとなっている現在、世界中にある沿岸部の大都市や島々は水没の危機に瀕しているということを表現しています。
江戸時代後期に関東〜東北地方に多く作られた、内部に回廊を持つ仏堂「栄螺堂」(さざえどう)からタイトルを引用させていただいたのは1号棟と同じです。 「栄螺堂」のいくつかは現存しているそうです。ジオラマの手法を用いたアート作品として制作しました。(縮尺 S=1/150程度を想定・Nスケール)
山尾比呂士氏 作品一覧
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