「江戸時代、東京湾内に日本式灯台(かがり屋、灯明台)が九つ建つ岩礁があり、いつしか「玖燈嶋」(きゅうとうじま、新字体:九燈島)と呼ばれるようになった。 その後、明治〜大正〜昭和初期と時代が移るにつれて、灯台は西洋式に変わり、岩礁の上には近代的な建築物が九つ出来上がった・・・」
ーーという架空の設定の、ファンタジー的要素が多い作品です。 自動往復運転可能なレールは総延長約2m程度で、螺旋状態・1回転半で高低差約140mmを昇り降りします。 自動往復運転機能付きのパワーパックにより、往復運転します。
建物・橋などは全てオリジナル設計によるフルスクラッチです。(屋根瓦・電柱、人形など、一部にメーカー製素材使用)
>構造物の半分ほどは今回新しく型紙を起こして制作したもので、それらはCADによるオリジナルデータで、レーザーカッターで切出し・刻印しています。 他の約半分は、以前全て手作業による制作でストックしていたものです。
2011〜2012年頃、ジオラマの手法を使ったオブジェ作品の制作を模索し始めた頃、とりあえず長崎県の「軍艦島」風のものを作ってみようといくつかの建物を作ってみたものの、当時はレーザーカッターなど持っておらず、炭坑施設の鉄骨トラスの細かい表現で迷ってしまい(手作業では縮尺1/150 のトラスの細かい表現は難しいという理由)、長年ダンボール箱にしまい込んでいた建物を、今回コンセプト変更の上でレイアウトに組み込みました。
東京湾内には意外と多くの岩礁があるようです。 個人的に思いつくのは、三浦半島の突端にある「城ヶ島」で、ダイナミックな景観が魅力の景勝地ですが、こういうところには灯台がちゃんとあったようです。
作品の元々の場面設定である「海に突き出た岩礁の上に密集した建築物群」というのが実はあまり現実的ではありません。 ましてや、そこに急勾配を昇り降りする路面電車があるわけで、結果として「ファンタジーの世界」の作品となっております。
山尾比呂士氏 作品一覧
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