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● オリーブオイルの定義
IOOC(国際オリーブオイル協会)の国際基準には、オリーブオイルは「オリーブの木の果実だけから採取した油で、溶剤を使用したり際エステル化処理によって得られた油ならびに他のいかなる種類の油も一切含まない油」と定義されています。
つまり、100%オリーブの実から採れた油だけがオリーブオイルと呼ばれるのです。
国際オリーブ協会ではオリーブオイルの品質基準を制定しています。
基準になっている「酸度」について、簡単に説明させてください。
そもそも動植物油は、グリセリンというアルコールと脂肪酸という酸が結合したものです。
熱や衝撃などなんらかの問題が生じて、結合した脂肪酸が離れてしまうことがあります。
この遊離した脂肪酸の割合を表したものが酸度です。
遊離した脂肪酸は、空気中の酸素と結合しやすい性質をおびます。
これが酸化です。
したがって、酸度が高いほど「悪い油」ということになります。
● オリーブオイルの種類
1.バージン・オリーブオイル
2.精製オリーブオイル
3.オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
の3つに大きく分類されます。
日本で市販されているオリーブオイルは、「エクストラ・バージン・オリーブオイル」と「オリーブオイル」の2種類です。
1.バージン・オリーブオイル
オリーブの木の果実から特に油の変質をもたらさない温度条件化で機械的あるいはその他の物理的な方法だけで採油したオイル。官能検査及び酸度(遊離オレイン酸の割合)によりエクストラ・バージン、バージン、オーディナリー・バージンに区別されます。
エクストラ・バージンの酸度は1.0%以下と定められています。
2.精製オリーブオイル
バージン・オリーブオイルでも、ある種の感覚刺激性や酸度が高いものがあります。この強い感覚性刺激や高い酸度を精製処理で取り除いたのが精製オリーブオイルです。
3.オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
バージン・オリーブオイルと精製オリーブオイルをブレンドしたオイルです。酸度は1.5%以下です。
■ 岡山県牛窓の「日本オリーブのオリーブ畑」
日本に初めてオリーブオイルが上陸したのは、約400年前の安土桃山時代といわれています、
キリスト経の布教のために来日したポルトガルの神父のよって持ち込まれました。
その為、人々は「ホルトの油」、つまりポルトガルの油よ呼んでいたということです。
鎖国政策をとっていた江戸時代には、オランダの医学を学んだ漢方医が医薬品としてオリーブオイルを使用していたという記録もあります。
1881年(明治14年)、日本で始めてオリーブの実がなりました。
その2年前にフランスから2000本の苗を輸入し、「神戸オリーブ園」に植樹したものからです。
このとき、オリーブの実を搾ってオイルもつくられました。
しかし神戸では良く育たず、その後ようやく根付いたのは香川県の小豆島においてでした。
小豆島のオリーブ生産は、1908年(明治41年)からはじまります。
現在、小豆島は「オリーブの島」として有名で、オリーブ製品は特産品となっています。
瀬戸内海沿岸はちょうど地中海沿岸の気候に似ており、対岸の岡山県牛窓でもオリーブ畑が広がっています。
そこが「日本オリーブのオリーブ畑」です。
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