「上品さが際立つ、夏の万能シャツジャケット」
定番のブロード生地を使用したシャツジャケットは、暑い季節にも最適なアイテムです。ジャケットを着るべきシーンが訪れる夏でも、軽やかで快適に着こなせます。ビジネスシーンやフォーマルなイベント、カジュアルな日常使い、さらにはビジネスカジュアルなど、幅広いシーンで活躍する万能な夏ジャケットです。

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「滑らかな光沢、生地の美しさが際立つブロード生地」
細かい平織りで仕上げられた滑らかで光沢のあるブロード。表面が非常に滑らかでしっかりとした手触りが特徴で、適度な光沢感が上品な印象を与えます。耐久性が高く、長期間使用しても型崩れしにくく、通気性も良く、快適な着心地を提供してくれます。

「シャツメーカーが本気で手がける真のシャツジャケット」
テーラードジャケットの顔を持ちながら、シャツのような仕立てと着心地を追求し、本国イタリアでも”GIACCA CAMICA”と呼ばれています。今となっては様々なメゾンブランドからもリリースされていますが、ジャンネットが本格的なシャツ地でジャケットを発表し、日本でも注目されたのは2015年のことです。上質なシャツを仕立てる高い技術が生む着心地と、シャツメーカーならではの本格的なシャツ地で人気を博しています。

「シャツのようなコンパクトなフィッティング」
ジャケットの基本パターンは、前身頃・細腹・後ろ身頃の6枚パーツ構成ですが、ジャンネットのジャケットは、前身と後ろ身頃の4枚パーツ構成で、シャツのパターンを基礎にジャケットの形になるように変換させています。ボディは、後ろの両脇のみでウエストを絞り、カマ底(脇下)を浅く、アームホールも小さくしています。故にジャケットというよりはシャツのようなタイトなフィッティングとなっています。

「普段のイタリアサイズより1サイズアップも要検討」
前述のようにタイトなサイジングで設定されていることに加え、生地の特性上、縫製段階のプレスで縮みが生じているように思われます。インナーはTシャツでお考えの場合は普段お召しのイタリアサイズ、シャツも着ることがある場合は1サイズ大きめがおすすめです。
44=S 46=M 48=L 50=XL 52=3L が日本サイズでの目安になります。

【スタッフの着用感】
片山：172cm 62kg［Size 44着用］
日本規格のスーツではA5(胸囲90-ウエスト78)、カジュアルではS〜M、イタリアサイズのジャケットはタリアトーレ、ラルディーニ 、チルコロ1901で44、シャツはフィナモレ、ジャンネットで38を主に着用しています。こちらは44で、胸回りはほんの少しゆとりがある程度で、肩先と脇下もぴったりと吸い付くようなタイトなシャツのようなフィット感です。私はインナーはTシャツのみで、前ボタンを閉めることもほぼないと考えているので、タイトなシルエットを重視して44を選びました。

“南イタリアの海岸リゾートを反映したシャツメーカー”
ジャンネットは、2008年にブランドとしてスタート。1979年に南イタリアのプーリア州にリカルド・サンソーネ氏が上質なシャツを自ら作るための工場として会社を設立。彼の妻を含めたわずか5人の従業員で始め、いまでも創業当初のプーリアで生産を行なっています。現在は2代目の息子と娘がデザインを手がけ、南イタリアの海岸リゾートのイメージを反映させ、時代に合ったシャツやジャケットを作っています。シャツメーカーは他にもナポリを代表するルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)、バルバ(BARBA)、北イタリアではギローバー(GUY ROVER)やオリアン(ORIAN)などがあり、タリアトーレと同じプーリア州のジャンネットも南イタリアらしい柔らかさと男らしいシャープなディテールが特長です。照り付ける太陽や潮風をイメージしたロゴやブート二エールでも有名なブランドです。